Integrated Amplifier

CSCP-T240L / 250L

コアダレンのＣＳＣＰシリーズの中で最初のインテグレーテッドアンプです。コアダレンCSCPシリーズならではの独特なデザインを継承し、プリーアンプとパワーアンプを一体化したプリーメインアンプです。プリーアンプ部にはCR型イコライザーが装備されていて、MMカットリッジの出力信号を受け入れようになっています。この CR型イコライザーはCSCP－C１０のプリーアンプで用いられたのと同じ回路でフラットアンプ部だけが異なります。その他にトーンコントロール回路やバランスボリューム等のコントロール部もCSCP－C１０の回路をそのまま採用しました。パワーアンプ部は６L６GCｘ４（T２４０の場合）或はKT７７（T２５０の場合）を使って３８W と５０Wの出力を出しています。T２４０とT２５０の違いは、位相反転回路で、T２４０はPK分割型をT２５０はカソード結合型位相反転回路を採用しています。電力増幅は出力管をチャネル当たり２個の出力管（６L６GC又はKT７７）を用いUL接続した一般的な回路で出力を多少低くすることで電源トランスや出力トランスの寸法を減らして一つの筐体にプリーアンプとパワーアンプが一体化が可能になりました。一台のアンプのみでライン入力３チャネルとフォノ入力１チャネルでアナログレコードプレーヤーとCDプレーヤー等が楽しめるモデルです。ヒーターと高圧電源回路は独立していて電圧変動の影響を排除しました。ヒータートランスとB電源供給用トランスともトロイダルコアを用いて大容量ながら省スペースが可能になりました。出力端子は８オーム１個のみ用意されていますが、４オームから１６オームまでのスピーカーを繋いで楽しめますが、８オーム以外のインピーダンスのスピーカーを繋ぐ場合にはインピーダンス不整合による出力レベル減少はありえます。フォノイコライザーにはCSCP-C１０プリーアンプと同じく５６７０双三極をSEPP接続したCR型回路を採用しています。プリーアンプ部には高ｇｍ真空管である５９６５/１２AV７を用いて前段増幅しています。利得を少し高くした理由は、トーンコントロール回路やバランス回路による挿入損失を補償する為です。トーンコントロール回路はCRで構成されたJAMES型の回路が採用されています。

SPECIFICATION CSCP-T240 回路構成五極管プッシュプル動作のAB1クラス管球式インテグレーテッドアンプ入力インピーダンス Line : 50KΩ、Phono : 50KΩ 入力端子 Line入力3系統、フォノ入力1系統入力感度 Line : 600mV, フォノ： 40mV 最大出力 38W+38W連続出力インピーダンス 8Ω 周波数特性 20Hz ~ 30KHz/-1dB 全高調波歪み 0.2%以下（10W/8Ω） NFB 6dB クロストーク -65dB以下 Phono部RIAA偏差 ± 0.3dB(20Hz ~ 20kHz) コントロールバランス、トーンコントロール、トーンコントロールON/OFF 使用真空管 6L6GCx4, 5670x2, 5963x2, 6414x2 消費電力 325W（最大）外形寸法 395Wx165Hx430D(mm) ノブ、グリルカバー含む重量 21.4Kg グリルカバー含む CSCP-T250 回路構成五極管プッシュプル動作のAB1クラス管球式インテグレーテッドアンプ入力インピーダンス Line : 50KΩ、Phono : 50KΩ 入力端子 Line入力3系統、フォノ入力1系統入力感度 Line : 600mV, フォノ： 40mV 最大出力 50W+50W連続出力インピーダンス 8Ω 周波数特性 20Hz ~ 30KHz/-1dB 全高調波歪み 0.2%以下（10W/8Ω） NFB 6dB クロストーク -65dB以下 Phono部RIAA偏差 ± 0.3dB(20Hz ~ 20kHz) コントロールバランス、トーンコントロール、トーンコントロールON/OFF 使用真空管 6L6GCx4, 5670x2, 5963x2, 6414x2 消費電力 325W（最大）外形寸法 395Wx165Hx430D(mm) ノブ、グリルカバー含む重量 21.4Kg グリルカバー含む

COEUR d'ALENE Premium Audio Tube Amplifier

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