Pre Amplifier

CSCP-C10L

コアダレンのCSCPシリーズの中で最初のプリーアンプです。コアダレンCSCPシリーズならではの独特なデザインを持つ、パワーアンプCSCP-275 と一緒に使うように開発されました。フォノ部にはCR型イコライザーが装備されていて、MMカットリッジの出力信号を受け入れようになっています。その後は双三極管5963よるカソードフォロワーフラットアンプでインピーダンスを低くしています。続いて、ヴォリュームやバランス回路を介して一段増幅し、トーンコントロールを介して最終出力段に入ります。出力段回路は差動増幅回路を用いて位相反転させバランス信号を作り出します。そのホット（HOT）側はRCA出力端子に繋がっていてアンバランス出力として出します。フォノイコライザーには5670双三極をSEPP接続したCR型回路を採用しています。プリーアンプ部には高ｇｍ真空管である5965/12AV7を用いて前段増幅しています。利得を少し高くしたのはトーンコントロール回路やバランス回路による挿入損失を補償する為です。トーンコントロール回路はCRで構成されたJAMES型の回路が採用されています。このプリーアンプにはライン入力3チャネルとフォノ入力1チャネルでアナログレコードプレーヤーとCDプレーヤー等が楽しめます。ヒーターと高圧電源回路は1個のトロイダルトランスから供給されます。電源部から入り込むノイズを防ぐ為に電源部と増幅部の間を隔壁で分離しノイズ原から完璧に遮断するようにしました。 CSCP-275等のパワーアンプと繋ぐことを考えて電源ケーブル、信号入力出力ケーブルはアンプの天板の上部に用意しました。

SPECIFICATION 構成管球式ステレオプリアンプ入力インピーダンス Line : 50KΩ, Phono : 50KΩ 入力端子 Line入力3系統、Phono入力1系統入力感度 200mV(Line Level Inputs), 5mV(MM, Phono Input) 出力端子 RCAアンバランス１系統、XLRバランス１系統出力レベル 2V RMS(MAX) 出力インピーダンス 680Ω/アンバランス全高調波歪み 0.05%以下(Line Inputs) クロストーク -75dB以上 Phono部 RIAA偏差 ±0.3dB(20Hz ~ 20kHz) 使用真空管 5670x2, 5965x2, 5963x2 消費電力 70W 外形寸法 290Wx120Hx405D(mm) ノブ含む重量 8.6Kg

COEUR d'ALENE Premium Audio Tube Amplifier

1-3-26 Nishiawaj Higashiyodofawa Osaka, 533-0031, Japan T.(06) 7655-1053 mueda@intechcorporation.co.jp